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フォーヴィスム

Fauvism

20世紀初頭のフランスで生まれた、目に見える色にとらわれず、強い原色と自由な筆触で描く絵画の傾向。

01概要

1905年、パリのサロン・ドートンヌに出品された、原色を多用した激しいタッチの作品群を見た批評家ルイ・ヴォークセルが、「あたかも野獣(フォーヴ)の檻の中にいるようだ」と評したことから名づけられた。中心にいたのは象徴主義の画家ギュスターヴ・モローに学んだアンリ・マティスで、アンドレ・ドランらがいた。色はデッサンや構図に従うものではなく、画家の感じたことを表す手段とされ、木の幹を赤く塗ることもあった。アルベール・マルケもその仲間の一人だったが、観察にもとづいて描く態度を崩さず、灰色をはじめとする中間色の対比で水辺の風景を描くようになった。わずかな筆致で人や車、船をとらえる描写力には日本美術の影響も指摘され、マティスはマルケを「我らの北斎」と称えた。

02会場で

水辺の風景の前で、灰色の部分を探してください。その灰色はどんな色と隣り合い、水や空の明るさをどう見せているでしょうか。

キャプションの用語と英語

フォーヴィスム(野獣派)
Fauvism
サロン・ドートンヌ
Salon d'Automne
原色
Pure color
筆触
Brushwork
中間色
In-between tone

03メモ

この絵の色は、画家が目で見た色でしょうか、それとも心で感じた色でしょうか。

04関連

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