吉祥文様
吉祥紋樣 · Auspicious motifs
ものの名の語呂合わせや象徴を借りて、福・禄・寿や子孫繁栄などの願いを器物の文様にこめたもの。
01概要
中国の器物の文様は、口に出さない吉祥の言葉であることが多い。手法はおもに二つある。一つは語呂合わせで、たとえば蝙蝠の「蝠」は「福」と、鹿は「禄」と、綬帯鳥(サンコウチョウ)の「綬」は「寿」と、魚は「余」と同じ音で、「年年有余(毎年ゆとりがありますように)」にかける。もう一つは象徴で、種の多い瓜や房なりの果実は子孫繁栄を、霊芝は長寿を表す。いくつかの図像を組み合わせると、ひとつの祝いの言葉になる。国立台湾博物館の「方寸福田」は謝碧蓮氏が寄贈した玉の飾りを展示し、意味ごとに、つがいの蝶と瓜果に託した夫婦円満と家の繁栄、魚が竜門を跳び越える立身出世、霊芝・麒麟・綬帯鳥の長寿と安泰を紹介する。宝石学から輝玉(ジェダイト)と閃玉(ネフライト)の違いも説明している。特別展の記念スタンプは4匹の蝙蝠と4匹の蝶で「八福臨門(八つの福が門に来る)」とする。
02会場で
まず玉の飾りに彫られた動物や植物、器物を見分け、その名前を声に出して、どこが語呂合わせかを探してください。
キャプションの中国語
- 吉祥紋樣
- 吉祥文様 · Auspicious motif
- 諧音
- 語呂合わせ(諧音) · Homophone pun
- 蝙蝠
- 蝙蝠 · Bat
- 閃玉
- 閃玉(ネフライト) · Nephrite
- 輝玉
- 輝玉(ジェダイト) · Jadeite
03メモ
この玉の飾りにはどんな図像がありますか。その名前を続けて読むと、どんな祝いの言葉になりますか。