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アール・デコ

Art Deco

1920〜30年代に家具や工芸品、建築で広まったデザインの様式で、幾何学的な造形を特徴とする。

01概要

この名は、1925年にパリで開かれた現代装飾美術・産業美術国際博覧会に由来するが、一般に通用する呼び名になったのは1960年代以降のことである。様式としては、アール・ヌーヴォーの後継であると同時に、それへの反動とも見なせる。家具、陶器、織物、宝飾、ガラスなどに現れ、映画館やホテルの建築でも目立つ様式だった。アール・ヌーヴォーとのおもな違いは、キュビスムの影響を受けた点にある。そのためアール・デコのデザインは、総じて断片的で幾何学的な傾向が強い。ただし、植物の形や流れるような曲線を残したデザインもある。影響源は多様だった。古代エジプト美術や、アステカなど古代中米の美術のほか、近代的な船や列車、自動車のデザインがあげられる。さらに、バウハウスや、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエのような建築家の近代建築とデザインも影響した。当時はスティル・モデルヌなど別の名でも呼ばれ、まだ独立した、まとまりのある様式とは認識されていなかった。

02会場で

器物やデザインをひとつ選び、幾何学的な形を拾い出してから、そのなかに残る植物のような曲線を探してください。船や列車、自動車を思わせるところはありますか。

キャプションの用語と英語

アール・デコ
Art Deco
アール・ヌーヴォー
Art Nouveau
幾何学的
Geometric

03メモ

アール・デコのデザインは、キュビスムの影響を受けた幾何学的な印象をもつものが多いです。

器物や建物、図柄のうえに見えるのは、直線や幾何学的な形でしょうか、それとも曲線でしょうか。

04関連

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