色彩
색채 · Colour
絵画に現れる色の見え方。使われた顔料と、描かれた支持体の性質に大きく左右される。
01概要
色の見え方は、色相・明度・寒暖の三つの面から捉えられる。色相は、赤や緑や黄といった、色そのものの違い。明度は、その色相がどれだけ明るいか暗いかの度合い。寒暖は、色どうしを比べたときに生まれる、連想をともなう性質で、冷たい青を暖かいオレンジと並べる場合がその例である。同じ色相でも、明度の段階は無数にとれる。補色は、いちばん強く対比しあう色の組で、色相環では向かい合う位置にあり、隣に置くとたがいを明るく見せる。赤と緑、青とオレンジ、黄と紫がその組にあたる。テートは、19世紀に科学的な色彩理論が発達したことが印象派、後期印象派、フォーヴィスムの展開に大きく関わったとする。印象派の画家は、影が無彩色ではなく、影を落とす光の補色を帯びることに最初に気づいた。黄色い日光が紫の影を落とす、という具合である。日本の百科事典は、色彩学の始まりを、光がスペクトルの色からなるというニュートンの発見(1666年)に置き、大きく進んだのは19世紀後半以降だとする。国立現代美術館(韓国)は、李大源(イ・デウォン)展の紹介で、作家の明るい画面を色の線・点・面が重なってできたものとしている。光は絵の上に浮かぶのでなく、表面の内側に積み重なっているという。
02会場で
強く対比する二つの色が隣り合っているところを探し、それぞれが相手の隣で明るく見えるかどうか確かめてください。
キャプションの韓国語
- 색채
- 色彩 · Colour
- 색상
- 色相 · Hue
- 보색
- 補色 · Complementary colours
03メモ
色は、色相、明るさ、寒暖の三つの面から見ます。
最初に目に入る色はどれでしょうか。その色は明るいでしょうか、暗いでしょうか。暖かいでしょうか、冷たいでしょうか。