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狩野派

Kanō school

室町時代中期から江戸時代を通じて続いた、日本絵画史上最大の画派。幕府の御用絵師として、中国風の水墨に大和絵の彩色を合わせた画風を築いた。

01概要

狩野派は、室町時代中期に狩野正信が室町幕府の御用絵師となって始まり、江戸時代の終わりまで続いた。正信は中国の宋元画に学び、子の元信はそれに大和絵の装飾性を合わせ、多くの門弟を抱える工房を営んだ。水墨を基調に濃彩と金泥を加えるこの「和漢兼帯」の画風は、元信の孫の永徳が織田信長や豊臣秀吉の城の障壁画で大画面に展開した。徳川の世になると、探幽らが江戸に移り、四つの家が幕府の奥絵師となって、その下に表絵師や門人が序列をなした。修行は手本の模写が中心だった。尾形光琳をはじめ、他の流派の画家にも、初めは狩野派の絵師に学んだ者が多い。

02会場で

画面がどれだけ埋められているかを比べてみてください。桃山の狩野派の大画面は巨木で画面を埋め、探幽の構図は余白を多く残します。

キャプションの用語と英語

漢画
Kanga (Chinese-style painting)
和漢兼帯
Wa-kan kentai (joining Japanese and Chinese styles)
障壁画
Wall and screen painting (shōhekiga)
御用絵師
Painter to the shogunate (goyō eshi)

03メモ

狩野派は、水墨の筆法に、大和絵の濃彩と金泥を合わせた流派です。

画面は隅々まで描き込まれていますか、それとも広い余白がありますか。

04関連

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