パフォーマンス・アート
Performance art
作家やほかの参加者の行為によってつくられる作品。その場で行われることも記録されることもあり、即興のことも、あらかじめ台本があることもある。
01概要
「パフォーマンス」「パフォーマンス・アート」という言葉が広く使われるようになったのは1970年代だが、視覚芸術におけるパフォーマンスの歴史は、1910年代の未来派の上演やダダのキャバレーまでさかのぼって語られることが多い。その場で起こること、身体の動き、そして残らないことは、静止して残り続ける絵画や彫刻とは別のやり方を作家にもたらした。日本では、1954年に結成された具体美術協会が早くから身体を作品に持ち込んだ。1955年10月に東京で開かれた第1回具体美術展で、白髪一雄は泥の山と格闘してその跡を泥に残し、村上三郎は何枚もの大きな紙のスクリーンを体で突き破り、破れた紙はそのまま展示された。1994年、ダムタイプはエイズ危機のただなかで《S/N》を発表し、個人のアイデンティティや病を定義し分類する社会の仕組みに向き合った。いまではこの言葉は、作家やパフォーマー、観客の行為を伝える映画、映像、写真、インスタレーションの作品にも使われる。
02会場で
まず、会期中に上演があるか、それが何日かを確かめてください。映像や写真を見るときは、カメラがどこに立っているかに目を向けます。身体にどれだけ近いか、観客が写っているか。
キャプションの用語と英語
- パフォーマンス・アート
- Performance art
- 記録(ドキュメンテーション)
- Documentation
- 具体美術協会
- Gutai Art Association
- ハプニング
- Happening
03メモ
パフォーマンス・アートは、時間、空間、身体、そして作家と観客の関係を扱います。
現場でも記録でも、身体のどの動きに目が行きますか。