残り14日#絵画
東瀾・共韻――傅益瑤による台湾・日本芸術交流展
中国語の原文:
東瀾.共韻—傅益瑤臺日藝術交流展
国立歴史博物館の2階で、台湾と日本を行き来して制作を続けてきた傅益瑤の作品を紹介する。題材は日本の民俗的な祭りや寺院の障壁画のほか、山水画や陶磁器への絵付けにも及ぶ。文書や史料もあわせて展示し、1955年の開館以来の同館と日本との交流をたどる。近年は東京国立近代美術館や東京大学総合研究博物館とも協力している。
1 / 4 画像: 国立歴史博物館
- 会期
- 2026年10月13日~11月22日
- 会場
- 国立歴史博物館 (國立歷史博物館) · 南海学園・植物園
- 住所
- 臺北市中正區南海路49號MRT中正紀念堂駅1・2番出口から南海路を徒歩約10分Googleマップで開く
- 開館時間
- 10:00–18:00休館日:月
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クレジット
- アーティスト
- 傅益瑤
解説カード
水墨画水墨畫 · Ink painting墨を主な顔料とし、その濃淡や潤いと渇きの度合いで、人物や動物、山川草木を描き出す東アジアの絵画。続きを読む閉じる
01概要
水墨画は唐代(618~907年)に生まれ、宋・元の時代に全盛期を迎え、中国、朝鮮、日本でそれぞれに発展した。墨を主な顔料とし、淡彩を施すこともある。同じく墨だけで描く白描画は、線による輪郭を主とする。水墨画の特色は、墨の濃淡やぼかしで面を表そうとするところにある。『日本大百科全書』によれば、唐代末期の張彦遠『歴代名画記』は、唐代初期の画家・殷仲容の絵について、墨を用いながら五彩を兼ねていると評した。画面にあるのは濃淡の違う黒だけだが、見る人はそれを彩色の絵として受けとめる。水墨画が成り立つには、まずこうした見方が必要だった。基本の用墨法には破墨と溌墨の二つがあり、解釈はさまざまである。同書の説明では、破墨は淡墨で大体を描いてから濃墨を加え、濃淡の差で立体感を表す技法、溌墨は輪郭線にとらわれず画面に墨をそそぎ、一気に形を表す技法である。筆と墨は書と同じものを使い、一度引いた線は直すことも消すこともできない。最も多い画題は山水で、描かれるのはたいてい想像上の景色か、実景をおおまかに踏まえたものである。
02会場で
墨がいちばん濃いところと淡いところを探し、それから墨を置いていない余白を見てください。空でしょうか、水面でしょうか、霧でしょうか。
キャプションの中国語
- 水墨畫
- 水墨画 · Ink painting (shuimo)
- 破墨
- 破墨 · Broken ink (pomo)
- 潑墨
- 溌墨 · Splashed ink (pomo)
- 白描
- 白描 · Plain line drawing (baimiao)
- 留白
- 余白 · Blank space (liubai)
- 山水
- 山水 · Landscape (shanshui)
03メモ
水墨画は、対象の姿を写すだけでなく、その精神をとらえることをめざします。
今回の「東瀾・共韻――傅益瑤による台湾・日本芸術交流展」で——
画面の中に、濃さの違う墨の色をいくつ見つけられますか。









