近代建築(モダニズム建築)
Modern architecture
歴史的な様式や装飾を退け、ガラス・鉄・鉄筋コンクリートといった工業材料を用いて機能から建物を組み立てた、20世紀の建築の潮流。
01概要
19世紀末から、鉄骨、ガラス、鉄筋コンクリートといった新しい材料と技術が歴史的な様式に挑み、より高く、より軽く、より開放的な建物を可能にした。近代建築はこうした工業材料を出発点とし、形は機能に従うとして装飾を退けた。1932年、ニューヨーク近代美術館がそうした建築家たちの最初の建築展を開き、歴史家と建築家がその図録のために「インターナショナル・スタイル」という名をつくった。テートはその見た目を、直線的で、装飾がなく、非対称で、白いと説明している。ドイツでは、そうした建築家の多くがバウハウスの出身である。ヴァルター・グロピウスが1919年にワイマールで創設した学校である。日本では、京都モダン建築祭が市内のモダン建築を一斉に公開しており、その対象は邸宅、銀行、学校、教会から現代建築、国宝までに及ぶ。ドコモモ・ジャパンは、モダン・ムーブメントの建物の記録と保存に取り組んでいる。
02会場で
建物の壁面をひとつ選び、装飾があってもよさそうな場所に何があるかを見てください。そこにあるのはコンクリートでしょうか、ガラスでしょうか、金属でしょうか。
キャプションの用語と英語
- 近代建築
- Modern architecture
- モダニズム建築
- Modernist architecture
- インターナショナル・スタイル
- International Style
- 機能主義
- Functionalism
- 鉄筋コンクリート
- Reinforced concrete
03メモ
近代建築は、装飾よりも材料と機能から形づくられます。
建物の前に立つと、まず目に入るのは構造、材料、装飾のどれでしょうか。