← 展覧会一覧

油彩画

유화 · Oil painting

顔料を亜麻仁油などの乾性油で練った絵具で描く絵画。空気に触れて乾くと、丈夫な膜になる。

01概要

油絵具は混ざりやすく、微妙な色の移ろいや、光と影の細かな表現を得意とする。顔料のなかには、油と合わせると透明または半透明の膜になるものがあり、その膜をグレーズ(透明層)という。ほかの色の上に重ねると、その色を隠さずに変化させ、厚みを変えることで濃淡の変化や、浮き彫りのような立体感が得られる。反対に、絵具を厚く盛り上げた部分には筆やパレットナイフの跡が残り、表面を横切る光がそこで目立って反射する。近代美術では、絵具の質感や筆触そのものが感情を伝えうるものと考えられるようになった。ロンドンのナショナル・ギャラリーによれば、油絵具は13〜14世紀の北ヨーロッパで板絵や壁画に使われ、そこの画家たちの革新が15世紀初めにイタリアへ伝わったという。キャンバスが使われる前、支持体の主流は木の板だったが、板は重く持ち運びにくい。現存する最古のキャンバスは14世紀後半のものである。韓国の美術館では、作品表記に「캔버스에 유화 물감」(キャンバスに油絵具)と書くことがあり、国立現代美術館の李大源展の作品リストがその例である。ペース・ギャラリー(Pace Gallery)は、ソウルで開く Pam Evelyn の個展を、作家が鮮やかな油絵具を重ね、削り、垂らした絵画として紹介している。

02会場で

表面に近づいて見てください。絵具が薄く、下の色が見えるところと、盛り上がって筆やナイフの跡が目立つところは、どこでしょうか。

キャプションの韓国語

유화
油彩画 · Oil painting
캔버스에 유화 물감
油彩、カンヴァス · Oil on canvas (label wording)
아마인유
亜麻仁油 · Linseed oil

03メモ

油絵具は乾くのが遅いので、画家は描きながら少しずつ手を入れていけます。

色は平らに乗っているでしょうか。それとも、下の色が透けて見えるでしょうか。

04関連

開催中の関連展覧会