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近現代の彫刻

現代雕塑 · Modern Sculpture

彫刻が、ひとつの物体をかたちづくることから、空間や時間、そして作品と環境や見る人との関係を扱うものへと広がっていった流れ。

01概要

1920年、構成主義の作家ガボとペヴスナーは「リアリズム宣言」を発表し、彫刻は素材と技術の操作にとどまらず、空間を表現する方法であり、その空間には第四の次元として時間も含まれると主張した。1968年、日本の関根伸夫は地面に円柱形の穴を掘り、掘り出した土を固めて同じ形の円柱に積み上げた。この〈位相―大地〉は、もの派の最初の作品とされる。台湾では楊英風が1970年代より前に「景観彫刻」を提唱し、芸術と人とのつながりや関わり合いを重んじた。1970年の大阪万博で中華民国館の前に立った、鋼材でつくられ真っ赤に塗られた〈鳳凰来儀〉はその一例である。朱銘美術館の「恒形―彫刻という方法」は位相幾何学(トポロジー)の見かたを借り、形が引き伸ばされ、曲げられ、押しつぶされたあとも変わらない関係は何かを問い、観客の歩く道筋や見る距離も作品の一部と考える。

02会場で

作品の周りをひと回りして、床への立ち方、壁へのもたれ方、空間の占め方に目を留め、どこに立つといちばん違って見えるかを探してください。

キャプションの中国語

雕塑
彫刻 · Sculpture
構成主義
構成主義 · Constructivism
物派
もの派 · Mono-ha
景觀雕塑
景観彫刻 · Landscape sculpture
拓樸學
位相幾何学(トポロジー) · Topology

03メモ

立つ位置や距離を変えても、この作品は同じ作品に見えますか。

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