浮世絵
Ukiyo-e
17世紀から19世紀にかけて日本で流行した、当世の風俗を描く絵。その多くは木版画である。
01概要
「浮世」とは、いま生きている現世のこと。美人、歌舞伎役者、力士、歴史物語、名所の風景などが描かれ、1830年代前後には葛飾北斎と歌川広重によって風景が独立したジャンルとなった。絵師が直接描いた肉筆画もあるが、多くは版画で、版元が資金を出し、絵師が下絵を描き、彫師が版を彫り、摺師が摺る、四者の分業でつくられた。初期の版画は墨一色だったが、1765年頃に多色摺の絵暦の交換が流行し、版元がこれを「錦絵」として売り出したことで、多色摺が広まった。
02会場で
版画の前で、二つの色が接する縁を探してください。色ごとに版が彫られ、摺師は版木の「見当」で紙の位置を合わせ、薄い色から濃い色へと摺り重ねていきます。
キャプションの用語と英語
- 浮世絵
- Ukiyo-e
- 錦絵
- Nishiki-e (full-color print)
- 肉筆画
- Painting (by the artist's hand)
- 見当
- Registration mark
03メモ
画面のどこに、いちばん季節や時刻が感じられるでしょうか。