没入型展示
沉浸式展覽 · Immersive exhibition
投影、音、光、仮想現実(VR)で来場者を包み込み、画面の前に立つのではなく、画面の中に入っていく展示。
いま見られる展覧会
01概要
見る人を絵で包むという発想は、電子機器よりも古い。1787年、画家ロバート・バーカーは、円形の部屋をぐるりと一周する絵の特許を取った。見る人は中央の台の上に立って眺める。こうした絵はのちにパノラマと呼ばれ、1793年にはロンドンのレスター・スクエアに、パノラマを見せるための円形の建物ができた。今日の没入型展示の多くは投影を使う。プロジェクションマッピングは、ソフトウェアで映像を壁や床、さらに樹木や建物の表面に合わせ、でこぼこした形に沿って映し出す技法である。もうひとつは仮想現実で、ヘッドセットをつけると、頭の向きに合わせて見える景色が変わる。いま台北で見られる例もさまざまだ。華山のMAGiC BOXの《星球樂園》と《流浪蓋婭號》は部屋全体に映像を投影し、映像の中の環境や生き物が来場者の動きに反応する。松山文創園区の《松菸夜光花園》は、バロック庭園の木々と古跡の建物を照明と投影で照らす。《消失的法老》では、ヘッドセットをつけて、クフ王のピラミッドを1:1で再現した空間を歩く。
02会場で
まずしばらく立ち止まって見てから、歩いたり手を伸ばしたりして、映像があなたによって変わるかどうかを比べてください。投影がどこから出ているかにも目を向けてください。
キャプションの中国語
- 全景畫
- パノラマ · Panorama
- 投影映射
- プロジェクションマッピング · Projection mapping
- 虛擬實境(VR)
- 仮想現実(VR) · Virtual reality (VR)
- 互動
- インタラクティブ · Interactive
03メモ
この空間に入ったとき、あなたは作品を見ているのでしょうか、それとも作品の中にいるのでしょうか。あなたによって何が変わるでしょうか。