見立て
Mitate
あるものを別のものになぞらえて表す方法。和歌や俳諧、芸能、庭園、絵画などで使われてきた。
01概要
見立てとは、何かを直接表すのではなく、別のものを示すことで表す方法で、前者を後者になぞらえる。和歌、俳諧、歌舞伎などで用いられてきた。庭園では、枯山水の白砂や小石の模様が水の流れに見立てられる。落語家は扇子と手拭いだけで情景を表し、たとえば閉じた扇子を煙管や箸に見立てる。古典や故事を、同時代の人物や背景に託して描いた絵は見立絵と呼ばれ、浮世絵に多い。伊藤若冲の《果蔬涅槃図》は、野菜を釈迦の入滅に見立てている。
02会場で
題名と形を見て、なぞらえられている二つのものを探し、似ているところと違うところを考えてみてください。
キャプションの用語と英語
- 見立て
- Mitate
- 見立絵
- Mitate-e
- 枯山水
- Karesansui (dry-landscape garden)
- 落語
- Rakugo
03メモ
見立ては、あるものを別のものとして見ることで、二つがどう重なるかが大切です。
目に映る形から、ほかの何を思い浮かべましたか。