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挿絵・イラストレーション

Illustration (sashie)

本や雑誌、新聞、楽譜など、印刷物のために描かれた絵。日本では「挿絵」と呼ばれ、1950年代後半から「イラストレーション」の呼び名が使われるようになった。

01概要

挿絵は、雑誌や新聞、書籍など文字が主体の媒体に、読者の理解を助けるためなどに入れられる絵である。江戸時代には草双紙や読本などに浮世絵師が白黒の挿絵を描き、明治に入ると新聞小説の挿絵に浮世絵師が起用され、月岡芳年と、芳年を師とする水野年方がそのジャンルを確立した。1900年代に入ると、印刷が木版から写真製版へ変わって洋画家が挿絵に進出しやすくなり、1911年に雑誌『白樺』がビアズリーを取りあげると、多くの挿絵画家が影響を受けた。1920年代後半には雑誌の普及により、中原淳一や蕗谷虹児のように挿絵を専業とする画家が現れる。竹久夢二は雑誌や詩画集、楽譜の表紙を通じて人気を博し、その女性像は、従来の浮世絵系の挿絵とは異なる近代的な美意識を映すものとして若い人々に支持された。1970年前後には、石原豪人らが少年雑誌の大図解頁に、怪人や怪獣、怪奇現象を緻密に描いた。「イラストレーション」という呼び名は戦後に定着し、1960年代にはグラフィックデザインから独立したジャンルを築き、イラストレーターが独立した職業となるのは1970年代以降である。

02会場で

表紙や頁の絵なら、タイトルや文字との組み合わせを見てください。絵は文字のために余白をあけているでしょうか、それとも文字を絵の一部にしているでしょうか。

キャプションの用語と英語

挿絵
Sashie (illustration)
口絵
Frontispiece (kuchi-e)
イラストレーション
Illustration
装幀
Book design (sōtei)
夢二式美人
Yumeji-style beauty

03メモ

この絵は、どんな文章や歌、物語のそばに置かれていたのでしょうか。

04関連

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